音楽教育で心、豊かに ≪音楽学・教育・青少年≫

日本における青少年に対する音楽教育は、事実上、学校の一斉授業における音楽教育と、それ以外に大別される。

小学校・中学校および特別支援学校の小学部、中学部にあっては、毎週1-2時間の音楽の授業があり、学習指導要領で定められた「表現」領域と「鑑賞」領域の2つで授業が構成される。

前者は教科書などを使った歌唱指導、リコーダー・鍵盤ハーモニカなどの器楽指導、作曲、即興表現などの創作指導、それらを補完するため、初歩的な楽典の指導などが行なわれる。後者はCDやDVDを用いた鑑賞から、実際の演奏を聴くことに範囲が及ぶ。

表現と鑑賞が同時進行で行なわれることもある。

また、義務教育諸学校では、合唱や器楽合奏、吹奏楽などのクラブ活動、部活動が行われている。

学校行事として校内合唱コンクールを開催している学校も多く、この場合校外学習や体育祭等と同様、全校行事として児童生徒全員が参加する。

ちなみに、音楽室が大抵の学校で最上階の隅にある理由は他の授業の妨げにならないことが配慮されているからである。

一方、家庭教育も盛んであり、少なからぬ家庭で、その子女に、ピアノの個人レッスンを受けさせている。
update:2009年10月01日